...私は彼に憧憬を抱いています...
...憧憬に満ちた未来を思い描く...
...彼女は私の憧憬の的です...
...彼がそんな憧憬を持っていたなんて知らなかった...
...この場所には憧憬を感じる...
...自分も亦屡實行生活に對する憧憬によりて思想生活の根柢を震撼される心持を經驗する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...「神」に對する憧憬である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...全人類の憧憬である永久の平和は...
石原莞爾 「戦争史大観」
...これが果して諸君の一生の憧憬(どうけい)であろうか」俺は俺のおやじの生活を特に悲惨だとは思わなかったし...
高見順 「いやな感じ」
...彼一人はかねて憧憬(どうけい)していたこの水郷の趣(おもむき)を見るつもりで一人残っていた...
田中貢太郎 「水郷異聞」
...自然の不思議への憧憬(どうけい)を吹き込む事が第一義ではあるまいか...
寺田寅彦 「化け物の進化」
...さうして自分の将来に見るべく聞くべき広い世界への憧憬の焔を燃え立たさせるのであつた...
寺田寅彦 「蓑田先生」
...例えば無限への憧憬とか自我の世界的拡大とかいう...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...寒月君などもそんなに憧憬(しょうけい)したり(しょうきょう)したり独(ひと)りでむずかしがらないで...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...かの鏡に現われた女の顔に対する私の憧憬の熱もさめ...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...憧憬が生んだ奇蹟だ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...もしくは自己に憧憬する心において初めて正しき懐疑は見出されるのである...
三木清 「語られざる哲学」
...永遠なるものに対する憧憬...
三木清 「語られざる哲学」
...私はまた雑草をわけ木立の中を犬のように潜(くぐ)って崖端へ出て見はるかす町々の賑わいにはかなく憧憬(あこが)れる子となった...
水上滝太郎 「山の手の子」
...いろいろの悲しい憧憬れが...
三好達治 「測量船」
...コイヅミヤクモやロテイの書いた物を読まない前から自分も東洋に憧憬(あこが)れて居た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...そんな簡単な――他愛ない少年の希望にも似たことが――却って信長の心には長いあいだの憧憬(あこがれ)となっていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...けれども憧憬の結晶のようにほのかな...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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