...この際独り憐れむべきは...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...「こんなに憐れっぽい女王さまは見たこともない」と...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...あの洋服屋も可憐(かわい)そうな男だ...
相馬泰三 「六月」
...女房は可憐(かれん)に緊張して勝手元へ行き...
太宰治 「新釈諸国噺」
...頼宣深くこれを憐み...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...そつとその憐れな死骸に見入つた...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...非常に優しい声で可憐な返答をしたその声が妙に紳士の心を動かし...
寺田寅彦 「話の種」
...逝きたる英雄に憐憫加へ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...しかもなんのためであるか?憐(あわ)れむべき彼らはくだらない欲求をしかもってはいない...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...野垂死をするように――その光った眼は物乞いの憐愍(れんびん)さのような微笑さえして――その死体は...
直木三十五 「南国太平記」
...インディアンの酋長の可憐な娘を海中に沈めようとしたこともある...
中谷宇吉郎 「ピーター・パン」
...暫(しば)らくはその新鮮さと可憐さに魅惑されて...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...私たちの手から蕾のままに失われていった可憐(かれん)の宝玉も...
羽仁もと子 「最も楽しい事業」
...憐れむに耐えたといった面持で真名古の面をふり仰ぎながら...
久生十蘭 「魔都」
...浅見自から知らざるの罪にして唯憐む可きのみ...
福沢諭吉 「新女大学」
...この憐れな夢想家が...
牧野信一 「祝福された星の歌」
...いまわが数奇(さっき)を憐(あわ)れみ...
森鴎外 「舞姫」
...皆これ白馬城主の金魚に対する憐憫(れんびん)を...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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