...これからどんな憂目(うきめ)にあうのだろうか...
海野十三 「海底大陸」
...こんな憂目を見なくても済んだに……と今この男がジャガタラいもに向って...
中里介山 「大菩薩峠」
...掠奪の憂目を蒙(こうむ)ったとも思われないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...かつて同じやうな憂目をすました詩集を出したことがあるのは無論であらう...
仲村渠 「詩と詩集」
...こうつくねんとして重禁錮(じゅうきんこ)同様な憂目(うきめ)に逢(あ)うのは我慢の出来るもんじゃない...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...けれどもその日本が今が今潰れるとか滅亡(めつぼう)の憂目にあうとかいう国柄でない以上は...
夏目漱石 「私の個人主義」
...重ければ取潰しといふ憂目にも逢はないものでもありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...故国で入獄の憂目を見たと伝えられるオッペルト自身が...
服部之総 「撥陵遠征隊」
...黙殺という憂目(うきめ)に逢うかも知れないのである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...あの不快極まるtte--tte(テートアテート)(膝詰談判)の憂目を忍ばなければならなかった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...彼は当然の報いとして投獄の憂目をみたのであるが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...それが自分の縁に維(つな)がると云ふばつかりでひよつとした憂目に遇ふと云ふことは...
平出修 「逆徒」
...親父にはさんざ憂目を見せられ...
牧野信一 「鏡地獄」
...連敗の憂目を雪がんと六十万の兵をもつて陣容を健て直したクロパトキンの奉天を目指して...
牧野信一 「サクラの花びら」
...憂目を見る基を誰がつくったと云えば皆...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...けちけちした原稿かせぎの憂目にはさういふだいまいの餘裕はなかつたのだ...
室生犀星 「巷の子」
...知らぬ憂目に逢坂(おうさか)山の...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...とうとう分散の憂目(うきめ)に会い...
夢野久作 「名娼満月」
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