「慓悍」の意味
勇ましくて荒々しい性格
「慓悍」の例文(場面別)
- 歴史・文学彼は慓悍な武将として名を馳せ、敵を恐れさせた。
- スポーツその選手は慓悍なプレースタイルで、相手チームを圧倒した。
- 日常会話彼の慓悍な性格は、時々周りを驚かせることもある。
小説での「慓悍」の使い方
...駿河以東十余ヶ国の山野は、野州の双虎と称せられたる小山足利の両雄、白河の御館と尊まれたる越後の城氏、慓悍、梟勁を以て知られたる甲斐源氏の一党、はた、下総に竜蟠せる千葉氏の如き、幾多の豪族を其中に擁したりと雖も、覇を天下に称ふるものは、僅に、所謂、周東、周西、伊南、伊北、庁南、庁北の健児を糾合して八州に雄視する、上総の覇王上総介氏と、十七万騎の貫主、北奥の蒼竜、雄名海内を風摩せる藤原秀衡との両氏あるのみ...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...幾多慓悍なる革命の健児を率ゐ...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...然れ共従兵既に悉く死し僅に慓悍...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...選抜した慓悍(ひょうかん)な黒潮騎士の精鋭等(ども)に...
泉鏡花 「海神別荘」
...中々慓悍(へうかん)決死の大将軍である...
内田魯庵 「犬物語」
...いかに印度志士が慓悍であるとはいえ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...船員らしい色の黒い何処(どこ)となく凄味のある慓悍(ひょうかん)な青年だ...
大阪圭吉 「カンカン虫殺人事件」
...アレースを――かの暴れ狂ふ慓悍の 830神――反覆の禍(まがつみ)を打ちて憚ること勿れ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼は慓悍(ひょうかん)の公卿大原重徳(おおはらしげとみ)を慫慂(しょうよう)して...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...軽浮(けいふ)にして慓悍(ひょうかん)なるもの...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...傲然(ごうぜん)たる慓悍(ひょうかん)さのうちにおける驚くべき技能...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その慓悍が今蒙古と新しい関係がついたため...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...その慓悍な眼ざしと...
堀辰雄 「羽ばたき」
...ことさら慓悍(ひょうかん)げに目をかがやかせ...
本庄陸男 「石狩川」
...それは吉(よ)かったが全体この女性質慓悍で上長の人の命に遵(したが)わぬから遂に野獣に啖(く)わす刑に処せられた...
南方熊楠 「十二支考」
...この敏感な慓悍(ひょうかん)な魚は...
室生犀星 「幼年時代」
...寒林を横ぎってくる慓悍(ひょうかん)なる騎兵があった...
吉川英治 「三国志」
...その慓悍や残虐の名が高いに拘らず...
和辻哲郎 「鎖国」
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