「慌しい」の意味
落ち着きがなくせわしない様子
小説での「慌しい」の使い方
...慌しい様な懐しい記憶を私の心に残した土地(ところ)は無い...
石川啄木 「札幌」
...その慌しい没落について...
薄田泣菫 「茶話」
...慌しい月日が過ぎて...
豊島与志雄 「沼のほとり」
...慌しいようでしめやかな夕暮のなかを...
豊島与志雄 「反抗」
...慌しい街路の雑沓に巻き込まれると...
豊島与志雄 「反抗」
...庭の方に慌しい足音がした...
豊島与志雄 「古井戸」
...慌しい人通りだった...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...慌しい而も執拗な...
豊島与志雄 「理想の女」
...人々は何となく慌しい思ひがして落着かなかつた...
北條民雄 「青年」
...彼等は慌しい客の出這入りを至極のんびりと監視してゐた...
堀辰雄 「エトランジェ」
...「文藝林泉」讀後の慌しい感想を書き取つて置いた...
堀辰雄 「「文藝林泉」讀後」
...飛び込んできたロスリッジ青年の慌しい様子に...
牧逸馬 「双面獣」
...こんなに陽脚の慌しい日にも? ――だが...
牧野信一 「悪筆」
...私はうしろから追ひ駈けられるやうな慌しい氣と...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...なぜ慌しい追放のために行方不明になったのか...
室生犀星 「幼年時代」
...慌しい会話が聞えて来た...
夢野久作 「殺人迷路」
...しかしすぐ引き続いて慌しい戦争騒ぎが起った...
和辻哲郎 「鎖国」
...そういう慌しい際にも彼らは一定の人数を京都の工事場に派遣することを決して中止しなかった...
和辻哲郎 「鎖国」
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