「慈姑」の意味
クワイの別名
「慈姑」の例文(場面別)
- 料理おせち料理に慈姑を入れると、縁起が良いとされています。
- 植物学慈姑は水生植物で、沼地や水田でよく育ちます。
- 日常会話今日のスープに慈姑を入れたら、とても美味しかったよ。
小説での「慈姑」の使い方
...慈姑の皮の色は上品だなあ...
芥川龍之介 「春の日のさした往来をぶらぶら一人歩いてゐる」
...階下(した)で老婢(ばあさん)が慈姑(くわい)を煮る香ばしい臭いをききながら...
近松秋江 「うつり香」
...その「煙のビスケット」が生物のように緩やかに揺曳(ようえい)していると思うと真中の処が慈姑(くわい)の芽のような形に持上がってやがてきりきりと竜巻のように巻き上がる...
寺田寅彦 「喫煙四十年」
...蠶豆、莢豌豆、獨活、慈姑の如きもの、散歩の際これを路傍の露店又は農家について購ふことを得べし...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...道庵の慈姑頭(くわいあたま)で出て来たが...
中里介山 「大菩薩峠」
...頭が慈姑(くわい)でなく...
中里介山 「大菩薩峠」
...慈姑頭を更に一倍振り立てて...
中里介山 「大菩薩峠」
...慈姑(くわゐ)の取手に山羊髯(やぎひげ)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...キンサンジコは金山慈姑の意である...
牧野富太郎 「植物記」
...どういふわけだか猫と慈姑(くわゐ)と牛乳と生玉子とコツプが嫌ひなんだ...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...慈姑(くわい)が六個の煮たるもの...
村井弦斎 「食道楽」
...そっちの慈姑(くわい)の揚物はどうです...
村井弦斎 「食道楽」
...特に若党一人をして慈姑を保護せしめ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...遠く摂州の慈姑を生致(せいち)したのは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...タホド津輕では慈姑を田ホドと謂つて居る...
柳田國男 「食料名彙」
...山野で採取せられる葛(くず)・山慈姑(やまくわい)・蕨(わらび)の類...
柳田国男 「木綿以前の事」
...庭の土を掘っていたら慈姑(くわい)が出て来た...
山本周五郎 「桑の木物語」
...膳の上にある鉢の中から慈姑(くわい)の甘煮(うまに)をつまんで口へほうりこんだ...
山本周五郎 「ちゃん」
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