...愚図愚図(ぐずぐず)している場合じゃない――そんな事もはっきり感じられた...
芥川龍之介 「お律と子等と」
...平凡に愚図愚図(ぐずぐず)に生存(いきなが)らえさせて...
泉鏡花 「海神別荘」
...そういう風に愚図愚図していたから...
伊波普猷 「私の子供時分」
...愚図愚図(ぐずぐず)しては居られないと思ったのだ...
太宰治 「正義と微笑」
...それできょうまで僕はこの学校に愚図愚図していたと言ってもよいのです...
太宰治 「惜別」
...永いこと玄関にしゃがんで愚図愚図(ぐずぐず)している必要がない...
太宰治 「服装に就いて」
...何を愚図愚図」と...
直木三十五 「南国太平記」
...これは愚図愚図していると人違いの災難を受ける...
中里介山 「大菩薩峠」
...お角さんとして愚図愚図することはできないから...
中里介山 「大菩薩峠」
...牢屋へ入れられている人に差入物にでも行くような気持がして――愚図愚図していれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...愚図愚図している中に昇華作用で肝心の一番繊細な模様が消えてしまったり...
中谷宇吉郎 「雪」
...愚図愚図しているうちに父親に死なれて学費の途を失い...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...愚図愚図しちゃいられない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何を愚図愚図してるのさ...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...七五郎 愚図愚図するとそこへ飛び込み...
長谷川伸 「瞼の母 二幕六場」
...彼が愚図愚図してゐるので直ぐに「ウヰスキーを一つ...
牧野信一 「公園へ行く道」
...愚図愚図云うと、貴様共をみんな盲(めくら)にして終うぞ」と云ううちに、鞄から小さな粉薬の瓶を出しました...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...何を愚図愚図しているんだい」「そんな事を言ったって...
吉川英治 「江戸三国志」
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