...そういう時の彼れは大きな愚かな子供だった...
有島武郎 「カインの末裔」
...』しかし愚かな人々は只平気で頭を振つてゐました...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...また近代思想にのみこだわる人が俳句を選ぶのは愚かな事である...
高浜虚子 「俳句への道」
...こんな無智な愚かな弁明を...
太宰治 「俗天使」
...愚かな意見とお思いの方もあるだろうが...
太宰治 「花吹雪」
...この世の愚かなることどもを選みたまえり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私は今ひとりになって世のさかしらな人びとに愚かな己(おのれ)の姿を見る苦しみからのがれ...
中勘助 「島守」
...愚かな女の感じだけで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私は宮様(プリンセス)なのに、先生は愚かな、意地悪なお婆さんなのだと思えばこそ、何といわれても、赦してあげているのよ...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...愚かな自分だ――墮落したと思つた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...愚かな努力に精根をすり減らしているとしか見えなかった...
本庄陸男 「石狩川」
...彼女に対して愚かな反撥を強ひてゐた憐れむべき自分で...
牧野信一 「小川の流れ」
...最も愚かな一エピキュール学徒が街角のタバンで見得を切つてゐる騒ぎで...
牧野信一 「ファティアの花鬘」
...愚かなる人々の議論かな...
正岡子規 「墨汁一滴」
...愚かなことと思われるのである3)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...はなはだ愚かな業でございます...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...神の愚かなるところは人よりも賢し(「コリント人への第一の手紙」一の二十五)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もうソンナ元気は愚かなこと...
夢野久作 「木魂」
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