...おはまの心根を察してやれば不愍で不愍で堪(たま)らない...
伊藤左千夫 「春の潮」
...我を恤れめ」と屈辱的な憐愍を乞うに至ったほどのヨブが...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...手紙を書く、書きたくない手紙だ、自己嫌忌、そして自己憐愍...
種田山頭火 「其中日記」
...祖国につながる女性の血を想いやる憐愍の情からの故であったのであろうか否か...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...いいようもない自己憐愍の心が襲って来て...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...ときとして浮かぶかすかな憐愍(れんびん)の色を...
中島敦 「李陵」
...百兩の細工を平次の仕業(しわざ)と知らないお霜が不愍(ふびん)でもあります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...愍れみ保護するといふ共通の考へで結びつけられて...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...御愍察(ごびんさつ)あって...
吉川英治 「上杉謙信」
...そして母を慕う子への不愍(ふびん)を...
吉川英治 「大岡越前」
...夫人(おくさま)や妾たちも不愍(ふびん)と思うてくださいませ」貂蝉は...
吉川英治 「三国志」
...愍(あわ)れみをかけた御方は...
吉川英治 「三国志」
...お叱りをうけまする」「それでは不愍(ふびん)...
吉川英治 「私本太平記」
...「ご不愍(ふびん)の情などに...
吉川英治 「私本太平記」
...愍(あわ)れむべき人間をおれは村重に見る...
吉川英治 「新書太閤記」
...不愍な者のかたまりであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...――不愍(ふびん)と思う...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...この難儀な目に遭(お)うた不愍(ふびん)なばばを!」ばばは...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
