...飯を食ひ乍ら食卓の上に新聞を乘せて讀む心惶しさよ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...出口の方を固めてくれるようにね」これも惶しい囁き声の指図だ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...誠恐誠惶頓首々々...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...恐惶謹言...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...それは秘密を見知られた時にでもするような惶て方であった...
田中貢太郎 「竇氏」
...恐惶(おほそれ)ながら...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...(VIII 348, V 740)37 φοβο驚惶...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...165トロイア軍は蒼惶とダルダニデース・イーロスの*墳墓のほとり平原のもなか*無花果樹(いちぢく)たつ處...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...惶(そうこう)として縁へ上って...
中里介山 「大菩薩峠」
...孔寧と儀行父は惶(おそ)れ慌てて家にも戻らずに...
中島敦 「妖氛録」
...私は惶てて私の蝋燭を消した...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...そして栄光の深い惶(おそ)れに包まれていた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「海豹」
...「この人たちは誰でしょう」私は惶(おそ)れのために震えながら訊いた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「最後の晩餐」
...兎象に向い汝湖水を擾(みだ)せし故月いよいよ瞋(いか)ると言い象ますます惶(おそ)れ赦(ゆるし)を乞い群象を帥(ひき)いてその地を去る...
南方熊楠 「十二支考」
...いくらか惶(あわ)てて声をへどもどさせるのである...
室生犀星 「幻影の都市」
...蒼惶(そうこう)として供揃(ともぞろ)いの用意をさせ...
吉川英治 「江戸三国志」
...蒼惶(そうこう)として...
吉川英治 「宮本武蔵」
...惶てゝ身をかはす間に二つ三つと飛んで來た...
若山牧水 「樹木とその葉」
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