...君は餘りエチウドを惜まなすぎるよ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...ポーロはその書翰(しょかん)の中に愛は「惜みなく与え」云々(うんぬん)といった...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...おとよさんは自分のかぶっていた手ぬぐいを惜しげもなく裂いて結わいてくれた...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...「そんなものは惜(お)しくもないけれど...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...殘り惜げに欄干(おばしま)の邊(ほとり)に蛉※(さすら)ふも長閑(のど)けしや...
高山樗牛 「瀧口入道」
...捨てるには惜しく...
太宰治 「右大臣実朝」
...住僧など誠に口惜しき人物なり...
内藤湖南 「寧樂」
...ただ智慧のないところが惜しいだけだ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...華族社会の悪党共――当時青竹の手摺と言われた人種を口惜(くちお)しがらせて居りました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...半次さんは口惜(くや)しがつて居ましたよ」「成程ね」「若樣を誘(さそ)つて花見船に乘ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私は口惜しさの余り...
牧野信一 「痴想」
...日本のためにもまた私のためにも甚だ惜しい...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...ほんまに口惜(くちをし)いと...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...惜しむらくはこれがために品質は落ち...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...「惜しいことをしたじゃねえか」と...
吉川英治 「江戸三国志」
...「そのような白髪首(しらがくび)をまだ惜しむか」馬忠の突いてくる槍の柄にしがみついて...
吉川英治 「三国志」
...相手の負け惜しみと受けて...
吉川英治 「私本太平記」
...微酔(びすい)を蚊帳につつむのが惜(おし)まれた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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