「惘然」の意味
ぼんやりとしてはっきりしない様子
「惘然」の例文(場面別)
- 日常会話彼は最近、何かぼんやりとしていて、まるで惘然とした表情をしている。
- 文学・エッセイ彼女の目には、過去の記憶が惘然と映し出されていた。
- ニュース・評論経済の先行きに対する不安が、市場全体に惘然とした空気を漂わせている。
小説での「惘然」の使い方
...そして暫く惘然としているうちに...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...惘然(ぼうぜん)としていたのから我れに返って...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ただ惘然としてしまった...
豊島与志雄 「蘇生」
...誰も皆惘然として...
豊島与志雄 「月かげ」
...惘然としてしまった...
豊島与志雄 「反抗」
...一種の無感覚な惘然とした気持になった...
豊島与志雄 「反抗」
...彼は妙に惘然としてしまっていた...
豊島与志雄 「反抗」
...がことに惘然(ぼうぜん)としていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...耳を澄ましながら惘然(ぼうぜん)とたたずんだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ジャン・ヴァルジャンは惘然(ぼうぜん)として我を忘れた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...惘然(ぼうぜん)たる驚きの余りその震えてる年老いた両手の指は一本一本にひろがり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...単なる惘然(ぼうぜん)さのみではなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかしそれでもやはり惘然(ぼうぜん)とさせられたには違いなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一種惘然たる気持で...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...ある時は惘然(ぼうぜん)として悲しいともなく苦しいともなく...
正岡子規 「恋」
...惘然(ぼうぜん)と休み居る内...
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」
...惘然となりゆきを見まもるほかはなかった...
山本周五郎 「日本婦道記」
...弥生はやや久しいあいだ惘然(もうぜん)と刻(とき)をすごした...
山本周五郎 「日本婦道記」
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