例文・使い方一覧でみる「惘」の意味


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...谷間の途極(ゆきとまり)にて甕(かめ)に落たる鼠(ねずみ)のごとくいかんともせんすべなく惘然(ばうぜん)として※(むね)せまり...   谷間の途極にて甕に落たる鼠のごとくいかんともせんすべなく惘然として※せまりの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...恥じもし惘(あき)れもして聞いていた...   恥じもし惘れもして聞いていたの読み方
徳田秋声 「足迹」

...惘然と眺める外はなかったが...   惘然と眺める外はなかったがの読み方
豊島与志雄 「悪夢」

...心は嵐の吹き過ぎた後のように惘然としていた...   心は嵐の吹き過ぎた後のように惘然としていたの読み方
豊島与志雄 「交遊断片」

...そして夢想のうちに惘然(ぼうぜん)と沈んでゆくと...   そして夢想のうちに惘然と沈んでゆくとの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...一種の無感覚な惘然とした気持になった...   一種の無感覚な惘然とした気持になったの読み方
豊島与志雄 「反抗」

...彼は惘然と考え込んだ...   彼は惘然と考え込んだの読み方
豊島与志雄 「反抗」

...惘然としてしまった...   惘然としてしまったの読み方
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」

...年取った羊のように惘然(もうぜん)としてその衝突をながめていた娘の方へ身をかがめて...   年取った羊のように惘然としてその衝突をながめていた娘の方へ身をかがめての読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...ジャン・ヴァルジャンは惘然(ぼうぜん)として我を忘れた...   ジャン・ヴァルジャンは惘然として我を忘れたの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...黄色(きいろ)に熟(じゆく)する梅(うめ)の小枝(こえだ)を苦(くるし)めて居(ゐ)る蟲(あぶらむし)も滅亡(めつばう)して畢(しま)ふ程(ほど)の霖雨(りんう)が惘(あき)れもしないで降(ふ)り續(つゞ)く...   黄色に熟する梅の小枝を苦めて居る蟲も滅亡して畢ふ程の霖雨が惘れもしないで降り續くの読み方
長塚節 「土」

...代助は惘然(もうぜん)として黒内障(そこひ)に罹(かか)った人の如くに自失した...   代助は惘然として黒内障に罹った人の如くに自失したの読み方
夏目漱石 「それから」

...斯(か)うして十年(ねん)も二十年(ねん)も苦(くる)しむ譯(わけ)が御座(ござ)いません」宗助(そうすけ)はたゞ惘然(ばうぜん)とした...   斯うして十年も二十年も苦しむ譯が御座いません」宗助はたゞ惘然としたの読み方
夏目漱石 「門」

...暫(しばら)くは惘然(ぼうぜん)として気の抜けた顔をしていた...   暫くは惘然として気の抜けた顔をしていたの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...何処までも定見のない自分に惘(あき)れていた...   何処までも定見のない自分に惘れていたの読み方
室生犀星 「陶古の女人」

...机に向かって書物を披(ひら)いたまま惘然(もうぜん)ともの思いに耽(ふけ)っていた太宰は...   机に向かって書物を披いたまま惘然ともの思いに耽っていた太宰はの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...幹太郎は惘然(もうぜん)と思いあぐねた...   幹太郎は惘然と思いあぐねたの読み方
山本周五郎 「花も刀も」

...甲斐は盃を持ったまま惘然(ぼうぜん)と炉の火を眺めていた...   甲斐は盃を持ったまま惘然と炉の火を眺めていたの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

「惘」の読みかた

「惘」の書き方・書き順

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