「悩ます」の意味
苦しめること
小説での「悩ます」の使い方
...遠慮なく私を悩ますのである...
芥川龍之介 「点心」
...心を悩ますものは...
石原莞爾 「戦争史大観」
...このところ僕を悩ます最大のものは...
海野十三 「宇宙尖兵」
...相手を悩ますこと一通りでない...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...永島はもはやそのことで心を悩ますことをしなくなった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...丹府を悩ますと雖も...
太宰治 「右大臣実朝」
...人民を悩ますから...
田中貢太郎 「牡丹燈記」
...自分ばかりが何故(なにゆえ)こうまで頭を悩ますのであろうと...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...申し合わせて反逆を企て自分を悩ますように見える...
寺田寅彦 「自画像」
...しかれどもすでに直接の利害においてそのところを得ばこれに随ってそのもっとも心を悩ますものは必ず間接の利害ならざるべからず...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...濁政(だくせい)民を悩ます...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...しまいにはどうかしてこの内面の活動から逃(のが)れたいと祈るくらいに気を悩ますのだけれども...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...単に人を悩ます者がおとらであり...
柳田国男 「山の人生」
...お前は知性もない癖に何を好んで頭を悩ますのだという...
横光利一 「スフィンクス(覚書)」
...八月――日ここへ移ってから一番自分を悩ますものは蚤(のみ)だ...
横光利一 「夜の靴」
...「四民を悩ます害虫ども...
吉川英治 「三国志」
...範宴の肉体を夜もすがら悩ますのであった...
吉川英治 「親鸞」
...お千絵様を責め悩ますじゃございませんか」「さては...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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