「悚然」の意味
ひどく恐れおののく様子
「悚然」の例文(場面別)
- 文学・小説その夜、彼は不気味な音を聞いて悚然とした。
- 日常会話あの映画のラストシーンを見て、悚然とするほど怖かった。
- ニュース事件の詳細を知り、市民たちは悚然とした。
小説での「悚然」の使い方
...怖くて毛骨悚然となる映画を見た...
...彼女の不思議な行動に毛骨悚然となった...
...毛骨悚然とするような怪談を聞かせてもらった...
...震え上がるほど毛骨悚然とした瞬間だった...
...彼の嫌な性格に毛骨悚然としている人も多い...
...悚然(ぞっ)として...
泉鏡花 「悪獣篇」
...背中の両方から悚然(ぞっ)として...
泉鏡花 「悪獣篇」
...此(こ)れは後(あと)で悚然(ぞつ)とした...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...一人(ひとり)で頭(あたま)から悚然(ぞつ)とすると...
泉鏡太郎 「一席話」
...悚然(ぞっ)とするような...
泉鏡花 「歌行燈」
...悚然(ぞっ)とするほどな婦(おんな)が二人……もうやがてそこら一面に薄(うっす)り白くなった上を...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...……思(おも)つても悚然(ぞつ)とする...
泉鏡太郎 「艶書」
...……禮吉(れいきち)は悚然(ぞつ)としながら...
泉鏡太郎 「艶書」
...視(なが)めて悚然(ぞっ)として咳(せき)をしたが...
泉鏡花 「婦系図」
...孝太郎は悚然とした...
豊島与志雄 「囚われ」
...彼等をして闇々の中に悚然(しょうぜん)として脅かしているものは...
中井正一 「「壇」の解体」
...彼(かれ)は既(すで)に巡査(じゆんさ)の檐下(のきした)に立(た)つてるのを見(み)て悚然(ぞつ)とした...
長塚節 「土」
...それから板(いた)の端(はじ)ん處(とこ)からそろつと手(てえ)出(だ)して見(み)つと宵(よひ)の口(くち)にやさうでもねえのがひやつと手(て)の先(さき)が直(す)ぐ水(みづ)へ觸(さあ)つた時(とき)にや悚然(ぞつ)とする樣(やう)でがしたよ...
長塚節 「土」
...誰(たれ)か重(おも)い怪我人(けがにん)が運(はこ)ばれたのだと勘次(かんじ)は直(す)ぐに悟(さと)つてさうして何(なん)だか悚然(ぞつ)とした...
長塚節 「土」
...ギニヴィアは悚然(しょうぜん)として骨に徹する寒さを知る...
夏目漱石 「薤露行」
...聞く者悚然(しょうぜん)として復(ま)た一言を発せず...
福澤諭吉 「故社員の一言今尚精神」
...バチスタ 誰かよく彼の知識の前に悚然(しょうぜん)たらざるを得るか...
ホーフマンスタール Hugo von Hofmannsthal 木下杢太郎訳 「チチアンの死」
...悚然(しょうぜん)として戦慄した...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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