...各自の行動の聊か輕卒なりしを悔ゆるかの如くであつた...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...少しでも悔ゆる所か...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...何ら悔ゆるところがないと考えたからにほかならないのです...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...誠実にして悔ゆるところなし――これだけで人間は十分だ...
田山録弥 「心理の縦断と横断」
...今また少しく悔ゆ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...父母の恩を思うにつけてわが不孝の罪を悔ゆるが為である...
永井荷風 「写況雑記」
...然し内心では今だに自分の暴行を悔ゆる氣は少しもない...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...不覚にも眠りこけた自分というもののおぞましさを悔ゆると共に...
中里介山 「大菩薩峠」
...私の心は悲しい……老いたる者をして――「空しき秋」第十二老いたる者をして静謐(せいひつ)の裡(うち)にあらしめよそは彼等こころゆくまで悔いんためなり吾は悔いんことを欲すこころゆくまで悔ゆるは洵(まこと)に魂を休むればなりあゝ はてしもなく涕(な)かんことこそ望ましけれ父も母も兄弟(はらから)も友も...
中原中也 「在りし日の歌」
...直ぐにも起きて助けにいつたものをと詩人は私かに悔ゆるのである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...われにありては浪(みだ)りに滅却し去りて悔ゆるなからんとするは...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...正しきに就(つ)け、たましひよ、戦へ、戦へ、みづからのしあはせのため、悔ゆるなく、恨むことなく、勇みあれ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...しかし今にして悔ゆることは...
吉川英治 「三国志」
...後日になって悔ゆるとも及びませぬ」「でも...
吉川英治 「三国志」
...蜀帝のまえに赴いて前非を悔ゆるなら...
吉川英治 「三国志」
...悔ゆれども及ばず...
吉川英治 「三国志」
...後(のち)に悔ゆるな」警告を与えておいて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...悔ゆる色さえあらわして来るのだった...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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