...恒藤恭は一高時代の親友なり...
芥川龍之介 「恒藤恭氏」
...馬越(まごし)恭平11・28(夕)先日(こなひだ)藤田家の茶会に...
薄田泣菫 「茶話」
...恭介伯父が、一かけらをも見のがすまいとして細い箸の先で、木の燒け殘りと骨とをえり分けてゐるのもいたましかつた...
辻村もと子 「春の落葉」
...末広重恭などが伯と喧譁別れをしたのも之れが為である...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...破笠子は恭(うやうや)しく手をつき敷居際(しきいぎわ)よりやや進みたる処に座を占めければ伴はれしわれはまた一段下りて僅に膝を敷居の上に置き得しのみ...
永井荷風 「書かでもの記」
...お宮の前へ出て恭(うやうや)しく拝礼しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...里見恭助という人はどんな男だろうと思う...
夏目漱石 「三四郎」
...恭(うやうや)しく主人に尻を向けたのである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...恭一君は木登りが上手でよくその木にのぼつてゐて...
新美南吉 「かぶと虫」
...「恭一はな」と、鶏(にわとり)に餌(えさ)をやりに出てきたおばさんが、きかしてくれました...
新美南吉 「小さい太郎の悲しみ」
...恭二が良吉より先に帰って来ると...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...恭は、自分の打つ芝居にお関が巧く乗って来て、講談本で読んだ通りの啖呵を切ると、丁度書いてあった通りの様子に出て来るのが面白かった...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...私は、恭々しく謹んで、微弱な、唯一の燈火を持運びます...
宮本百合子 「偶感一語」
...用心に恭子の部屋と台所との境にカギをつけ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ましてお恭においてをや...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...秋山伊豆、名は惟恭、字(あざな)は仲礼、小字(せうじ)は浪江(なみえ)、長じて伊豆と称した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...恭(うやうや)しく授けた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...この時に恭仁遷都の議が起こったのは...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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