...維新以来二十年間沈黙した海舟伯までが恭謹なる候文(そうろうぶん)の意見書を提出したので...
内田魯庵 「四十年前」
...友人恒藤恭(やすし)僕は恒藤が一度鵠沼に芥川を訪ねてきたのを知つてゐる...
小穴隆一 「二つの繪」
...すると一方の恭順派はそれを知ったので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...直立したまゝ両手を膝の上に垂れて恭しくお辞儀をした...
永井荷風 「冬の夜がたり」
...お角さんの前へ恭(うやうや)しく銚子を捧げて...
中里介山 「大菩薩峠」
...両手で恭(うやうや)しく捧げたままである...
夏目漱石 「虞美人草」
...ひたすら恭順の意を表し...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...見物の木村千依男・東坊城恭長とで...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...恭(うやうや)しく...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...恭々しく奉げて祭りの広場に集るのである...
牧野信一 「山彦の街」
...彼の恭順な前駆者たち――この霊の皇帝の靴の紐を解くにも値せぬ者たちと呼ばれる...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「予言者の家で」
...恭二は静岡の魚問屋の坊ちゃんで...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...恭二の顔をまじまじと見ながら...
宮本百合子 「栄蔵の死」
...お関は恭の心を知る事は出来なかった...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...御清寧、御道中種々珍事可有之、奉恭羨候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それを鈴木弘恭が『十四家集評論辯』として反論したこともあった...
柳田国男 「故郷七十年」
...サックの上から新しい半巾(ハンケチ)で包んで恭(うやうや)しく徳市に渡した...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...恭(うやうや)しく出迎えて...
吉川英治 「新書太閤記」
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