...三千年来恬然(てんぜん)と「狂うて見せ候へ」を繰り返してゐる...
芥川龍之介 「金春会の「隅田川」」
...ただ心の内の隠(かくれ)たる人すなわち壊(やぶ)ることなき柔和(にゅうわ)恬静(おだやか)なる霊」なり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
......
小笠原長生 「海島冐險奇譚 海底軍艦」
...恬淡たる態度でいるに如かずである...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...恬斎(てんさい)と号す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...文恬(ぶんてん)武煕(ぶき)...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...パリーのある音楽の快楽的な恬静(てんせい)さに対抗して...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この恬然子(てんぜんし)は解放されることになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...昨日(きのう)まで軽蔑(けいべつ)していた人の真似(まね)をして恬(てん)として気の付かない姉夫婦は...
夏目漱石 「道草」
...旧のごとくに恬然(てんぜん)として坐っておられるのは...
蜷川新 「天皇」
...手も洗わずに恬然(てんぜん)たる顔で茶を飲んでいる...
久生十蘭 「新西遊記」
...極めて恬淡でない通俗的な疳癪が起るにも関はらず――...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...「それあさうですとも――」と僕がいつか彼等の不思議に温厚な恬淡さを見て首をかしげると...
牧野信一 「山男と男装の美女」
...恬(てん)たる面目があつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...青年は兎角何事をも明日に譲つて恬然(てんぜん)としてゐたがる...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...性来酒好きな上に恬淡(てんたん)な其角は...
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」
...無欲や恬淡と同じなのではありません...
吉川英治 「折々の記」
...恬然(てんぜん)と...
吉川英治 「平の将門」
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