...彼は彼自身を恕(ゆる)すやうに他人を恕す事が出来なかつた...
芥川龍之介 「山鴫」
...この僧冠を戴きて君が御諭を乞ひ奉る事を恕し給へ...
マルセル・シュヲブ Marcel Schwob 上田敏訳 「法王の祈祷」
...わたしがこの本のなかでこれらの質問の若干を答えようとするのを寛恕(かんじょ)していただきたい...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...主観的判断を恕す可きに非らず...
高木敏雄 「比較神話学」
...全く『大阪』との約束上より出でたる事と御海恕願候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...右の事情を御賢察のうえ御寛恕(かんじょ)下さい...
太宰治 「虚構の春」
...恕(ゆる)さるべくもある手前(てまへ)の所行(しょぎゃう)を告發(こくはつ)もし...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...恕(じょ)すべきことではある...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それには恕(じょ)すべき点もある...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...理性に宥恕(ゆうじょ)を求めながら...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼はその神のごとき仁恕(じんじょ)に対抗せしむるに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...宥恕を乞いたいと考えている...
火野葦平 「花と龍」
...また恕(じょ)するに足らず...
福沢諭吉 「日本男子論」
...恕(ゆる)してくれるなら...
松崎天民 「友人一家の死」
...才子論読者の恕を乞ふ...
山路愛山 「明治文学史」
...敢(あ)えてこの蕪文を続行する次第である事を何よりも先に諒恕(りょうじょ)して頂きたい...
夢野久作 「甲賀三郎氏に答う」
...その功績に対して当然他の一切を恕(じょ)しても宜(よろ)しかろうと思います...
与謝野晶子 「産屋物語」
...御仁恕(ごじんじょ)をもって...
吉川英治 「親鸞」
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