...恐る可き眞理を含んでゐるに違ひない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...その腸(わた)を二升瓶に貯える、生葱(なまねぎ)を刻んで捏(こ)ね、七色唐辛子を掻交(かきま)ぜ、掻交ぜ、片襷(かただすき)で練上げた、東海の鯤鯨(こんげい)をも吸寄すべき、恐るべき、どろどろの膏薬(こうやく)の、おはぐろ溝(どぶ)へ、黄袋の唾をしたような異味を、べろりべろり、と嘗(な)めては、ちびりと飲む...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...これが恐るべき牛疫とは素人目(しろうとめ)には教えられなければわからぬくらいである...
伊藤左千夫 「去年」
...ああ其(そ)の恐るべき先は……...
海野十三 「地獄街道」
...恐るべき教訓が来たのである...
大隈重信 「始業式訓示」
...あの横須賀工廠の恐る可き煤煙を肺の底まで吸いこみながら...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...恐る恐る述べました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...相手は恐るべき猛獣である...
太宰治 「畜犬談」
...愛書家に取って此位恐る可き敵はないから...
辰野隆 「愛書癖」
...まったく駄目(だめ)になってしまうあの恐るべき年ごろを...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は恐る恐る知ろうと試みた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...恐る恐るおわびのお辞儀をしますと...
中里介山 「大菩薩峠」
...「いくらに売る気だ」山右衛門は気を引いてみるような調子で恐る恐る訊きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...運座の席に出て先輩の句に注意しまたどのやうな句が多数の選に入るかを注意しその句を書きつけ帰り直(ただち)にその句の特色を模倣してむしろ剽窃(ひょうせつ)して東京の新聞雑誌に投じまたは地方の新聞雑誌に投じただその後(おく)れん事を恐る...
正岡子規 「墨汁一滴」
...誰かがその恐るべきことを学ぶであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...只(ただ)独(ひと)り王の前に蹲(ひざまず)いて恐る恐る口を開いた――「王様...
夢野久作 「白髪小僧」
...色々な黴菌と同様の恐るべき作用を起す事になる...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...死に絶え眠ったままの恐るべき極地の荒野から掘り起すかも知れないものの上にも同じ事が起こるのだろう――かくして彼らの悲劇的な帰郷となったのだから...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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