...目が恍然(うつとり)と細くなる...
石川啄木 「菊池君」
...その短いいっときの恍惚(こうこつ)を楽しんだ...
高見順 「いやな感じ」
...其れに近い恍惚(こうこつ)を感ずる事は事実である...
高村光太郎 「触覚の世界」
...見せなかった恍惚の表情がくっきりと残っている...
富田常雄 「面」
...恍惚(こうこつ)となり...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ただその恍惚(こうこつ)たる様をながめるのみでなすところを知らない...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...北米の荒原は偉大なる悲哀寂寞の中(うち)に自分を恍惚たらしめた...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...あの視線でもってしばしば人を恍惚とさせる恐るべきスフィンクスのような男...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...地底の風景の異様な美しさに思わず恍惚(こうこつ)としてしまう...
久生十蘭 「地底獣国」
...三十年の今日より回想すれば恍として夢の如(ごと)し...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...私の魂を恍惚の吹雪で粉々と打ちはためかせて居るのでした...
牧野信一 「祝福された星の歌」
...私にしろ聞くも花々しかつた――観客席が水を打つたやうに静まり返つて恍惚と芝居に見惚れてゐる一刹那に...
牧野信一 「早春のひところ」
...彼はその中へ飛び込んで、恍惚として泳ぎ、漾々(ようよう)として波のまにまにただよい、そして嵐の中に全く沈んでしまうことができる...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「神童」
...種々雑多な苦痛や喜悦や、恍惚が、彼女の囲りを取囲むだろう...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...そのような美しい景色を見て恍惚(うっとり)としている藍丸王を残して...
夢野久作 「白髪小僧」
...その心境は恍惚として虚に憑り風に御する底の「能」の心境と一致しているのではあるまいか...
夢野久作 「「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能」
...水面(みなも)をさわがしている魚紋に見恍(みと)れていた...
吉川英治 「親鸞」
...芸術による恍惚の方がいかに容易であるかを思えば...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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