...あまりの奇怪さに自分の頭がへんになるのをおぼえた...
海野十三 「金属人間」
...何という奇怪さでしょう...
海野十三 「崩れる鬼影」
...廊下へ飛び出してきた奇怪さに...
海野十三 「地球盗難」
...このうえは一歩進んで確実なる存在の奇怪さにふれることばかりが取り残されてあるのだと彼は思った...
海野十三 「放送された遺言」
...あまりの奇怪さに全身にビッショリ汗をかいた...
海野十三 「○○獣」
...次々と現われて来る事実の奇怪さに...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...その奇怪さに就いては...
太宰治 「人間失格」
...その着物の奇怪さに呆(あき)れて顔をそむけた...
太宰治 「服装に就いて」
...内容といい奇怪さといい...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...ヒュウマニズムと日本の封建倫理や浅薄なニヒリズムがゴタ混ぜに身についている奇怪さだった...
田中英光 「さようなら」
...さう言ふお前は誰だ」話の奇つ怪さに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あたりの悲惨醜怪さにも大分馴(な)らされているものの...
原民喜 「夏の花」
...かえって彼らのこうむる誘惑の奇怪さとしつこさとに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...荒涼とした草の奇怪さ...
横光利一 「欧洲紀行」
...もしも此の奇怪さを利用して女を妻だと決定的に思ひ得るなら...
横光利一 「蛾はどこにでもゐる」
...生き生きと影だけ明瞭に呼吸しているこの都会の奇怪さも...
横光利一 「旅愁」
...このようにも人間に美しく見えるとは――これは何んという奇怪さだろう...
横光利一 「旅愁」
...むしろ、その病巣(びょうそう)の深さ、複雑さ、奇怪さに、当年の史記も疑われるばかりであります...
吉川英治 「随筆 新平家」
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