...肯定するところにわれらの生き方があるかも知れぬと思案することも必要かと思われる...
太宰治 「新しい形の個人主義」
...思案するときにでも言葉をえらんで考えるのだそうである...
太宰治 「猿面冠者」
...果して正しい行であらうかと思案するのである...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...そうして何か思案することありげに廊下を渡って...
中里介山 「大菩薩峠」
...算木筮竹を持って思案する身になってみると...
中里介山 「大菩薩峠」
...竜之助はいまさら自分の行手を思案する気にもなる...
中里介山 「大菩薩峠」
...前後を思案するような気配がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうしたものだろうかと思案する様子に見えた...
夏目漱石 「行人」
...何処かこれから半夜の歓楽をあがなふべき適当な処を思案する予猶を自分に与へるがため――でゝもあつた...
牧野信一 「川蒸気は昔のまゝ」
...僕も妹の事については随分心を労しているがさて容易に極(き)められん問題さ」と頻(しきり)に思案する如し...
村井弦斎 「食道楽」
...筆の柄を口にくわえて思案する源氏はどこまでも美しかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...兎角(とかう)思案する程に...
森鴎外 「舞姫」
...兎角思案する程に...
森鴎外 「舞姫」
...思案するということは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...一拳を空に挙げるだけでもむだではないと思う」「するとお国許とは別行動でございますか」「そこは折衝の上だ」大助は思案するようにちょっと黙った...
山本周五郎 「新潮記」
...又一方から見ると作者が創作人物の名前を悠々閑々と思案する……などいう事は今のスピード時代には望まれない事かも知れない...
夢野久作 「創作人物の名前について」
...水墨の絵から何か一つ選ばうと思案する間もなく...
吉野秀雄 「長谷川等伯の「松林図屏風」」
...へとへとのカテリーナ・リヴォーヴナは思案するのだった...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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