...怜悧(りこう)らしくちょいちょい一座を見渡しながら...
有島武郎 「フランセスの顔」
...をさなくて又怜悧(さかし)げなる顏...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...なるほど今日の青年はなかなか怜悧(れいり)である...
大隈重信 「我輩は何故いつまでもすべてに於て衰えぬか」
...俯向(うつむき)に轉倒(ころ)ばしゃったな?今(いま)に一段(もっと)怜悧者(りこうもの)にならッしゃると...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...ベンローミオー! ロミオどの! ローミオー!マーキュ彼奴(あいつ)めは怜悧者(りこうもの)ぢゃ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...眼から鼻にぬける様な怜悧ではないかも知れぬが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...エルンストは怜悧(れいり)だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...此の島の最後の娘も或ひは素晴らしく美しく怜悧な子(勿論島民の標準に於てではあるが)ではあるまいかと...
中島敦 「環礁」
...延子さんはああいう怜俐(りこう)な方(かた)だから...
夏目漱石 「明暗」
...八重歯のある――そう言った怜悧(れいり)で清純な少女と想像して見て下さい...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...みんながトリユックの怜悧さうな顔を映したいといふので……アンネットさんはやさしく媚びるやうに笑つて是をすかさんと試み...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...怜悧(れいり)な真の貴婦人になり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...人物も怜悧(れいり)で何の学問にも通じたりっぱな公子であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...」ところがまた一匹の鯉のような怜(さか)しげな尾とひれをもった魚が...
室生犀星 「寂しき魚」
...常の道歩み給ふさまなるがいと怜(うれ)し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...あるいは粗野にあるいは怜悧に...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...馬鹿も怜悧(りこう)も一列平等...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...怜悧(れいり)なお綱は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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