...この厄介な怖るべき電波嬢は...
海野十三 「人造物語」
...青年は怖る/\卓子(テーブル)の前に立つた...
薄田泣菫 「茶話」
...しかし怖るべき運命を予告でもしているもののように...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...恐らくこの怖るべき病気が...
富永太郎 「美しき敵」
...その怖るべき吸引力の外に立っているのが不思議...
中里介山 「大菩薩峠」
...前へと乗り出して行く米友の力――それはまことに怖るべきもので...
中里介山 「大菩薩峠」
...ただ現在だけは怖るべきです...
中里介山 「大菩薩峠」
...畜生の如きも金屬なれば閃電を怖るる事もつとも烈し...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...彼らは人皮を被った怖るべき動物たちなのだ……」―と...
平光吾一 「戦争医学の汚辱にふれて」
...昔あの屋根の下でおこなわれた怖るべき行事のまぼろしは...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...彼は怖る怖る照子の傍へ近寄つて行つた...
牧野信一 「公園へ行く道」
...世に怖るべきは結核性の病気である...
松崎天民 「友人一家の死」
...皆人の熟知する通り『孟子』に羊と牛とが死を怖るる表出の程度についての議論がある...
南方熊楠 「十二支考」
...その事極めて米国を怖るる昨今大本教(おおもときょう)が頭を上げたと似て居るぞよ...
南方熊楠 「十二支考」
...そのごとく槌は初め鬼の怖るるところだったが...
南方熊楠 「十二支考」
...桃太郎の話は主として支那で鬼が桃を怖るるという信念...
南方熊楠 「十二支考」
...癆(ろうがい)という怖るべき不治の業病が潜んでいるということは...
吉川英治 「江戸三国志」
...同時に振りかぶった稀代の竹杖に怖るべき殺気をブーンと孕(はら)ませた...
吉川英治 「剣難女難」
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