「怒張」の意味
怒張は怒りで血管や筋肉が張ること
「怒張」の例文(場面別)
- 日常会話彼は怒張した表情で部屋に入ってきた。
- 医療・健康ストレスが続くと、血管が怒張して頭痛を引き起こすことがある。
- 文学・創作主人公の怒張した筋肉が、彼の内なる怒りを象徴していた。
小説での「怒張」の使い方
...満面(まんめん)朱(しゅ)を塗ったように怒張(どちょう)し...
海野十三 「空襲葬送曲」
...瘠せた額の筋がいら/\と怒張してゐる...
高濱虚子 「俳諧師」
...ただ少しばかり血管が怒張して青く透いて見えるだけであったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...頸部に静脈怒張を認めず...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...怒張した顔があつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...樹根怒張して巌石の状(さま)をなせり...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...あれが果して」「のぞみが無いと申されるのじゃろう?」そういった阿賀妻の頸(くび)すじが怒張した...
本庄陸男 「石狩川」
...怒張した脈管が縦横に走っている...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...赤く怒張した顔でその不注意な通行人を叱りつける...
山本周五郎 「季節のない街」
...色の悪い顔が蒼黒く怒張し...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...私はそういう人たちを味方にするつもりなんだ」昂軒は顔を赤黒く怒張させ...
山本周五郎 「ひとごろし」
...その顔が赤く怒張し...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...しかし筋肉を怒張させ表情のありたけを外面に現わしたそれらの相好(そうごう)よりも...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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