...志す人があって、この川ぞいの三股(みつまた)へ、石地蔵が建つというわいの...
泉鏡花 「悪獣篇」
...志す所は一生に一度不朽の大作を残したいのだ...
内田魯庵 「貧書生」
...もしくは感激して新文芸の開拓を志すに至ったものは決して少くなかった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...心々に日をかぎりておのれが志す神仏へまうづ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...世界の進歩に後れぬようにしようと志す人は...
寺田寅彦 「物理学の応用について」
...余が此の寫生の如きは極めて拙なるものなりと雖天然描寫に志す諸君の爲めに多少の參考たるべきを信ず...
長塚節 「寫生斷片」
...丹波路何鹿(いかるが)の和知(わち)のみ溪の八十村に名に負ふ栗山いまだはやけむ丹後舞鶴の港より船に乘りて宮津へ志す眞白帆のはらゝに泛ける與謝の海や天の橋立ゆほびかに見ゆ二十三日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...志す方角へは東西南北の差別は入らぬ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...なるほど師範学校という所は教育家――私の謂う教育に志す者を養成する所ではあるが...
新渡戸稲造 「教育家の教育」
...原作の通りに翻訳しようと意志するのである...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...その志すところけだし高遠にあるなり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...芸術の道に志す以上...
藤島武二 「画室の言葉」
...意志するすべてが含まれてゐる...
三木清 「認識論」
...『民俗学』一ノ四)(付)邪視という語が早く用いられた一例余り寒いので何を志すとなく...
南方熊楠 「十二支考」
...誰もの生活に幸福を贈らうと志すもの...
柳宗悦 「雑器の美」
...これはぜひ民俗学に志す人々にやってもらわなければならぬ大きな問題である...
柳田国男 「故郷七十年」
...自分の志す兵法に自分の若い夢を結びつけて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「少々志す事がありますので...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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