「忖度」の意味
他人の気持ちをおしはかり、配慮すること。
「忖度」の例文(場面別)
- ビジネス上司の意向を忖度して、プロジェクトの方向性を調整した。
- 日常会話友達の気持ちを忖度して、彼が話したくない話題には触れなかった。
- ニュース政治家が国民の声を忖度して、政策を変更する動きが見られる。
小説での「忖度」の使い方
...彼は上司に忖度してそのプロジェクトに賛成した...
...彼女は周りの人々の期待に応えるために忖度した結婚をした...
...ビジネスの世界では、忖度が多いと批判されることがある...
...彼は自分の利益を優先して忖度してしまった...
...彼女の発言には、忖度が感じられなかった...
...しかし数学で研究される結果を忖度(そんたく)し得た...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...九君よこの上君の内部生活を忖度(そんたく)したり揣摩(しま)したりするのは僕のなしうるところではない...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...彼自身にしては屹度何か探險をするやうな心持だつたらうと私は忖度してゐたのだ...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...正造の胸を忖度(そんたく)するように...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...お役は御免を蒙ったほうがいいか? などと忖度するのはお笑い草である...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...漫(みだり)に自己の心を以て他人を忖度し揣摩臆測を以て無用の文字を重ね...
登張竹風 「美的生活論とニイチエ」
...その心持を兵馬は忖度(そんたく)してみないでもありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...互いの胸を忖度(そんたく)しようとする試みが...
夏目漱石 「明暗」
...彼はまるでその心持の転化作用を忖度(そんたく)する事ができなかった...
夏目漱石 「明暗」
...それで一寸環境が忖度しにくいのであるが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...其心中の真面目をも忖度(そんたく)せずして...
福沢諭吉 「女大学評論」
...思想を忖度(そんたく)し得ないのも勿論の事では有るが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...その意味が忖度し難かつたが...
牧野信一 「湖の夢」
...今は古人の心を忖度(そんたく)するの必要無之...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...今は古人の心を忖度(そんたく)するの必要無之...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...「つまらない忖度(そんたく)をして悲しがる女房たちですね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そばの者が何とかいいかげんなことを忖度(そんたく)して申し上げなかったであろうかと心配です...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そこで前人の意中を忖度(そんたく)するに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
便利!手書き漢字入力検索
