...いかに汚辱と虚榮とを忌むかを知り給ふならむ...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」
...老病者遺棄の忌む可き風習の存ぜしことは...
高木敏雄 「比較神話学」
...ただ「春風」とか「春の月」とかいう春という字のくっついているのにさらに春季の季題である「霞(かすみ)」「氷解」「燕」「桜の花」「種蒔(たねまき)」「長閑(のどか)」などをあわせ用うることは重複した感じを与えることになるからこれを忌むのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...公衆の前で口にすることをさえ忌むのに比べれば...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...一方ではまた肉食を忌む仏教の伝播(でんぱ)とともに菜食が発達し...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...また一方であまりに突飛な音の飛躍も喜ばれないのはつまり離れ過ぎを忌むのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...幼き駒子も必ずしも姉を忌むにはあらざれど...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...芸術品に最も忌むものは...
豊島与志雄 「小説の内容論」
...忌むべき恐ろしい一対であった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...忌むべきものとされているものだった...
直木三十五 「南国太平記」
...ついにわたくしの叫びが忌むべき沈黙を破りました...
西尾正 「墓場」
......
萩原朔太郎 「短歌」
...威力の衰ろへるのを忌むのと...
別所梅之助 「石を積む」
...獣肉を忌む神にも供えまた家内で食うも忌まず...
南方熊楠 「十二支考」
...此の集收むるところの作品の過半は今日までに發表したる余の作品中最も厭ふべく忌むべきものと自(みづから)おもへるところのものにしていづれは昨日の事の悔まれぬはなきが中にもかゝる作品を出(いだ)せし事は就中余の不快とするところなり...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...(b)妊娠中の妻に接することを忌む...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...また飯櫃(めしびつ)や桝の類を叩くことを忌む風習が...
柳田国男 「山の人生」
...これも凶を忌む日である...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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