...一も忌み避くることなかりき...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...ラザルスは癩病患者のように人々から忌み嫌われたばかりではなく...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...殊に来世に於ける神の裁判と聞ては彼等が忌み嫌って止まざる所である...
内村鑑三 「聖書の読方」
...人蔘は日光を忌み雨を嫌ひ...
種田山頭火 「旅日記」
...富を忌みきらってはしなかったし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...能登守を忌み嫌うというのも単に感情の問題のみで...
中里介山 「大菩薩峠」
...健三の兄や姉は単にそれだけでも彼を忌み嫌っている位であった...
夏目漱石 「道草」
...忌みきらっていたのが...
蜷川新 「天皇」
...かえってこれを忌み嫌うの念を起こし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...すなわち虎を祖先と信じ虎を害(そこな)うを忌み...
南方熊楠 「十二支考」
...非常にきびしい物忌みをする習慣は...
柳田国男 「故郷七十年」
...普通の人はそれから一カ月以上の物忌みがある...
柳田国男 「故郷七十年」
...今日は新嘗(にいなめ)の祭りで家中が物忌みをしていますから...
柳田國男 「日本の伝説」
...農村とつながっているためらしいが、なになに祝いとか、忌み日とか、なにそれ祭りとかいって、定日のほか月にたいてい二三回は休みがある...
山本周五郎 「いさましい話」
...私人の忌み日に、こだわって居る筈はない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...忌み嫌う容子を見せた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...頑是のない子供心にも尚ほ且つこの母の他と異つて居る性質を何となく飽き足らず忌み嫌ふて居るのであるかと思ふと...
若山牧水 「一家」
...その旗頭の地位に立つに及び小膽者の自分は飜然(ほんぜん)として彼を忌み憎み...
若山牧水 「古い村」
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