...」僕はちよつと忌々(いまいま)しさを感じ...
芥川龍之介 「本所両国」
...それを中心にした忌わしい自分が進もうと思う道に立ちふさがる者ばかりだ...
伊藤野枝 「わがまま」
...ひとつ忌憚のないところをきかしてくれ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...忌むべきものとされているものだった...
直木三十五 「南国太平記」
...大正改元の翌年市中に暴動が起った頃から世間では仏蘭西の文物に親しむものを忌(い)む傾きが著しくなった...
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」
...いや味の禁忌もないことに動かされて...
中里介山 「大菩薩峠」
...『忌々しい鍛冶屋めが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...船頭(せんどう)もこんな客は忌(い)やだろう...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...落散った枝や葉を忌々(いまいま)しそうに見ながら...
水上滝太郎 「果樹」
...ヤレ自然の美だ風韻(ふういん)だのと大層高尚(こうしょう)らしい事を唱える癖に今の文士は極(ご)く下品な卑しい忌味(いやみ)な文章を書きたがる...
村井弦斎 「食道楽」
...そんなものは若い女房たちを忌垣(いがき)の中で狂気にまでするのではないかと思われるほど今朝(けさ)もほめそやしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...先生の七囘忌が來た...
森林太郎 「鼎軒先生」
...外に出ることを忌(い)んだ...
柳田国男 「海上の道」
...斎忌(さいき)すなわち「ゆまはり」の期間ではなかったか...
柳田国男 「海上の道」
...「まだ母公の忌年(きねん)もめぐってこないうちに...
吉川英治 「三国志」
...それを忌憚(きたん)なく...
吉川英治 「新書太閤記」
...浄土門でもっとも忌(い)み嫌う聖道門的考えかただ...
吉川英治 「親鸞」
...かつて忌まわしい『ネクロノミコン』を読んだことを後悔し...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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