...心安い熟睡を遂げた...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...心安い調子でいうのだ...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...などといふ心持でないことは心安いが...
竹久夢二 「砂がき」
...聖者のような単純さを持ったエセックスの心安い土地風な彼の奇妙な人となりは...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」
...同伴したのは心安い医者などや...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...心安い家でうまい処があるか...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...何度も何度も見たことのある非常に心安い景色なのである...
野村胡堂 「胡堂百話」
...心安い仲間同士にもなるだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...この家の心安い友だちの格で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...私の心安い宿屋に紹介する...
森鴎外 「二人の友」
...三人共留学中は伯林(ベルリン)にゐたので、非常に心安い...
森鴎外 「魔睡」
...老爺(おやじ)の心安い巡回の巡査に発見されたので...
夢野久作 「骸骨の黒穂」
...私は心安いような態度で茶碗を口に近づけて...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...直ぐに赤自動自転車(アカバイ)が追っかけて来るんです」「構わない……俺は警視庁と心安いんだ……」話が又...
夢野久作 「暗黒公使」
...銀行の通帳や貴重品なんかは見付の町に在った心安い貯蓄銀行の金庫に預けてありましたので...
夢野久作 「二重心臓」
...ズット前から心安いのよ...
夢野久作 「二重心臓」
...よく吾輩の処へ議論を吹っかけに来る江戸ッ子の若造(わかぞう)で、友吉とも心安い、来島(くるしま)という柔道家だったが、これも猿股一つになって、真黒な腕に浮袋を抱え込んでいた...
夢野久作 「爆弾太平記」
...余の船出も心安い...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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