...初め心付かざりしが...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...これをば心付き候時は...
泉鏡花 「凱旋祭」
...牛飼は少しも心付かず...
巌谷小波 「こがね丸」
...誤解を招く虞があることに心付いたから右のごとくに名を改める...
丘浅次郎 「人間生活の矛盾」
...しばしは夢のやう也しがやう/\に心付...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...今はもう心付かなくてはいけない――今夜...
小泉八雲 Lafcadio Hearn 戸川明三訳 「耳無芳一の話」
...心付けば巡査が頻に往ったり来たりしている...
永井荷風 「花火」
...「尤(もつと)も此(この)位(くれえ)ぢや旦那(だんな)も大目(おほめ)に見(み)てくれべえから心配(しんぺえ)はあんめえがなよ」勘次(かんじ)は直(すぐ)にお品(しな)の病氣(びやうき)に心付(こゝろづ)いて恁(か)ういつた...
長塚節 「土」
...うっかり心付けをしておかなかったのが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...食物にもお心付にも申分ありません」「御主人は大そう評判の良い人だな」「あんな良く出來た方はございません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俄(には)かに心付(こヽろづき)て四邊(あたり)を見(み)れば...
樋口一葉 「曉月夜」
...床下(ゆかした)の見ゆるに心付き...
福田英子 「妾の半生涯」
...ひとりでの力につき動かされてしている自分の振舞いに心付いて...
宮本百合子 「女靴の跡」
...直温は夙(はや)く旧記の矛盾に心付いたので...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...(娘の顔の甚しき失望を表わせるに心付きて詞(ことば)急に...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...底に横たわっていたことに心付かしめるのも...
柳田国男 「海上の道」
...そのうえ高い料金や心付をもらえるのだ...
山本周五郎 「お繁」
...それは恐らく久能自身にも心付かなかったであろう...
夢野久作 「あやかしの鼓」
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