...それが渡瀬にとってはかえって冒険心をそそる種になった...
有島武郎 「星座」
...何故(なぜ)なればかくも私の心をそそるのか...
江戸川乱歩 「火星の運河」
...心をそそるような優し味というものは少しも見出(みいだ)すことができなかったのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...何やら人の好奇心をそそるやうな妙な事を...
太宰治 「お伽草紙」
...草野の細君というのはただお前の心をそそるための手段で...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...人の心をそそる珍しい上品さをそなえていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...と同時にそれは彼自身の広漠(こうばく)として心をそそる遠い過去の生前の記憶とも重なり合っていた...
原民喜 「苦しく美しき夏」
...靴屋の仕事だけがあんたの心をそそるというわけね...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...男の心をそそる部分だけは...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...両の眼が人の心をそそる……こんな娘から恋をしかけられ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...医師たちの好奇心をそそるような異常な徴候をあらわしたのであった...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...それだけにかえって私の心をそそるものと見える...
堀辰雄 「花を持てる女」
...(a)同情は寛大な心をそそるのに役立つし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...何か一緒に暮したい心をそそるものがあるのです...
柳宗悦 「多々良の雑器」
...それでも心をそそる光景を示します...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...そのような心をそそるものばかりを見たがり...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...功名に燃えやすい青年の心をそそるように...
吉川英治 「三国志」
...表面と風化が大いに好奇心をそそる...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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