...私達は心ばかりの別宴を張つて永井君を送つたのであつた...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...まさか本人の心ばかりでもございますまいが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...その老實なる心ばかりは汲みたれど...
大町桂月 「春の筑波山」
...児輩(じはい)の勧めにより金婚式の祝を心ばかりを挙げたり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...野心ばかりの人に無い深さと美とがある...
高村光太郎 「人の首」
...自制心ばかりが湧(わ)いてきて! おそらくそれは...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...私も心ばかり寄附する...
種田山頭火 「旅日記」
...心ばかりの歓迎門として父母を迎えた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...この身体が煙となって心ばかりが限りなく生きるといったような気持ちの神秘的な誘惑なのです...
豊島与志雄 「湖水と彼等」
...」お豊(とよ)は何(なに)も彼(か)も一口に説明してやりたいと心ばかりは急(あせ)つても...
永井荷風 「すみだ川」
...心ばかりは老耄(おいぼれ)たくない...
新渡戸稲造 「自警録」
...不用心ばかりでなく煙草入もいたむ」「…………」「八...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...しかし単なる好奇心ばかりでなく...
萩原朔太郎 「ラヂオ漫談」
...心ばかりは平田さんの傍を放れない...
広津柳浪 「今戸心中」
...ただに誠実や徳や廉潔や協和や自由や勝利や信心ばかりでなく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...針に通う心ばかりである...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...一にも二にも行動する心ばかりが先き立って来るのである...
横光利一 「欧洲紀行」
...心ばかりの物だが...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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