...心ならずもある期間は蠅男やお竜と行動を共にしていたのである...
海野十三 「蠅男」
...そのために、彼女は、心ならずも、帆村のそばを車で通りすぎてしまったのだ...
海野十三 「爆薬の花籠」
...心ならずも留守をつかひしことありき...
大町桂月 「獨笑記」
...心ならずも本家に味方せざるを得なくなるであろう...
谷崎潤一郎 「細雪」
...今日は又心ならずもいやな手紙を書かなければなりません...
谷崎潤一郎 「細雪」
...心ならずも(in spite of herself)ゲーレスを尊敬し始めたるリネツトは...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...心ならずもアカイアの船を憂ひて引き返す...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...それは、もう、寛之助の死を知り、心ならずも、妻を離別しなくてはならぬ人の悲しい態度であった...
直木三十五 「南国太平記」
...心ならずもここに留まることになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...こうして心ならずも小泉の家の世話になっているうちに...
中里介山 「大菩薩峠」
...心ならずも深入りしたために...
中里介山 「大菩薩峠」
...心ならずも彼女たちも矛(ほこ)を伏せていた...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...船長は心ならず留守にした間...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...自分は永い間これらの詩をまとめて世に送り出すことを絶えず考へてゐたけれど、まだ充分な力が無かつたり、これらに値する資力を欠いでゐたために、心ならずも、四五年の月日をむだにして、自分の韻律の整頓を遅延させて了つた...
室生犀星 「愛の詩集」
...子供の事が又しても……せはしい日本の日送りも心ならずに執(と)る筆も...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...当人も諸人も慚愧(ざんき)して嘆くので心ならずもゆるしておいた...
吉川英治 「三国志」
...いつぞや城中では、心ならず、情を抑えておりましたが、さてもその後は、お恙(つつが)もなく」と孔明は、兄の手をとって、室へ迎え入れると、懐かしさ、うれしさ、また幼時の思い出などに、ただ涙が先立ってしまった...
吉川英治 「三国志」
...二人の口ぶりから察するに、お米はその後、心ならずも、啓之助の意に従わねばならぬ、余儀ない境遇に落ちているらしい...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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