...是非御牧氏に細君を持たせたいと云っているのである...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そう云うことから又御牧氏にも再三面接する機会があった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御参考までに御牧氏のことをもうすこし申上げて置くが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...―――」そう云って御牧は...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その間に御牧はウィスキーの角罎をひとりで三分の一程平げて猶(なお)自若たる有様であったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...三十四御牧は専(もっぱ)ら貞之助に人物試験をされに来たので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...国嶋の紹介で主人側の人々との挨拶が済んだあとで、寒いけれども風がないから少しお歩きになりませんか、庭を御覧下さると親父が喜びますから、と、御牧がそこらを案内して廻ったが、ここから見ると、嵐山は庭つづきになっていて、間に道路や大堰川が挟(はさ)まっているようには思われない、そして花時の雑沓(ざっとう)の折にも、ここばかりは人里離れた仙境のように閑寂であり、外の群衆の騒音などは何処(どこ)にあるかと訝(あや)しまれるばかりである、と云うのが親父の自慢であって、庭内にはわざと一本の桜樹をも植えず、四月ともなればあの峰の上の花の雲を、心静かに賞美しようと云う趣向なのである、と御牧は云って、今年のお花見には是非お立ち寄りになるんですな、ここで弁当をお開きになって、あの座敷から遠山桜を御覧になることですな、それこそ親父がどんなに喜ぶか知れませんよ、などと云った...
谷崎潤一郎 「細雪」
...これは御牧が自身で知らせて来た...
谷崎潤一郎 「細雪」
...御牧氏も小石川に子爵家の本邸があるのだし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...猶(なお)御牧家の希望として、華美な催しは避けるべきであるけれども、披露だけは家の格式にふさわしいものにしたいと云う申入れがあり、その趣旨の下に案内状が発せられることになったので、当日御牧側は、東京の親戚(しんせき)知友は勿論(もちろん)、関西方面からの出席者も相当の数に達する見込であったが、そうなると自然蒔岡側も、大阪の親戚を始め、名古屋の辰雄の実家種田家の人々なども、あの大垣(おおがき)の菅野未亡人までが出席すると云い出す有様で、近頃派手な披露宴になることが予想された...
谷崎潤一郎 「細雪」
...続いて瓜の季節になると御牧から花瓜を持って来るので...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...同じ御牧から秋には大根百本くらいを納めた...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...なお御牧に在る三ヶ寺からは...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...御牧(みまき)三左などの諸将も...
吉川英治 「新書太閤記」
...拝借いたしたいと」御牧(みまき)三左衛門をそれへさし向けるとすぐ...
吉川英治 「新書太閤記」
...敵中の御牧三左衛門兼顕(かねあき)の残軍に合し...
吉川英治 「新書太閤記」
...「――われら、摂津茨木(いばらき)の郷より身を起し、元亀(げんき)元年、和田伊賀守を討ち、家の子郎党、中川衆の名一つに武門を磨(みが)き、去(い)ぬる年の山崎の一戦に、明智が将、御牧三左衛門、伊勢三郎貞興(さだおき)を討ちとるまで、いまだ戦場において、敵にうしろを見せた例(ため)しなく、戦わずして退(ひ)いたる兵一人も持ち合わせぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...御牧が原に行つた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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