...渠等が得意げに一等室や二等室へ這入つて行くのを見せつけられて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...多少得意げになつてゐる勇に向ひ...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...このドアの外には足跡は残っていなかったのですか」「それだよ」署長は得意げに答える...
江戸川乱歩 「殺人迷路」
...」大将はしばらく得意げといいたいような目つきでナイフを見ていたが...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...ちょっと得意げな...
太宰治 「パンドラの匣」
...一枚の焼けトタンの上に二尺角くらいの氷塊をのっけたのを何となく得意げに引きずって行くのであった...
寺田寅彦 「震災日記より」
...小言を言ってやった由を得意げに話すと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...」とジョルジュは当時の俗謡の一節を得意げにあげた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...はいどうどう……」と甚兵衛は得意げに馬の手綱(たずな)をさばきました...
豊島与志雄 「天下一の馬」
...」「とうとう兜をぬぎましたね」と村田は得意げに云った...
豊島与志雄 「反抗」
...彼は得意げに微笑する...
豊島与志雄 「慾」
...得意げに両の目を閉じた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...コゼットは喜び勇み笑み得意げに嬉々(きき)としてジャン・ヴァルジャンの腕を執った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...得意げな傲慢(ごうまん)なきれいな丸い顔つきで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...芹沢は得意げに言うことには...
中里介山 「大菩薩峠」
...いよいよ得意げに毒舌を弄(ろう)して...
中里介山 「大菩薩峠」
...静かな得意げな態度で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トビアス・ミンデルニッケル」
...伊兵衛は例の阿佐ヶ谷組の神楽師(かぐらし)の仲間にまじって、いかにもいい気持そうに、また得意げに、笛の高音を張りあげております...
吉川英治 「江戸三国志」
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