...彼徒事二靜養瞑坐一而已...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...何等かの社会的な生産的な勤労に徒事し...
豊島与志雄 「今日の条件」
...無用の徒事である...
永井荷風 「西瓜」
...しかし世に徒事の多きは啻(ただ)にこの事のみではない...
永井荷風 「西瓜」
...烟草を喫するのもまた徒事...
永井荷風 「西瓜」
...書を購(あがな)って読まざるもまた徒事である...
永井荷風 「西瓜」
...けれどもそれは徒事(いたずらごと)で...
中里介山 「大菩薩峠」
...徒事(いたずらごと)の如く見傚(みな)して来た...
夏目漱石 「学者と名誉」
...行くも帰るも徒事(いたずらごと)では通れない...
夏目漱石 「虞美人草」
...おおかたただの徒事(いたずら)だろうと思っていた...
夏目漱石 「行人」
...敬太郎はただ手持無沙汰(てもちぶさた)の徒事(いたずら)とばかり思って...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...自分は海外留學の徒事でなかつた事を滿足に思ふのである...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...自分の存在を彼らに知らせようとする瓦(かわら)を積んでは崩(くず)すような取り止めもない謀略(はかりごと)が幼い胸中に幾度か徒事(あだ)に廻(めぐ)らされたのであったがとうとう何の手段(てだて)をも自分からすることなくある日崖下の子の一人が私を見つけてくれたが偶然上を見た子が意外な場所に佇む私を見るとさもびっくりしたような顔をして仲間の者にひそひそとささやく気配だった...
水上滝太郎 「山の手の子」
...徒事(あだごと)にすぎないことに思われた...
室生犀星 「津の国人」
...しかしそれは概(おおむ)ね皆徒事(いたずらごと)であった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...徒事(いたずらごと)ではなかった...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...しかしそれは徒事(いたずらごと)であった...
森鴎外 「二人の友」
...ついに全くの徒事(とじ)と帰(き)して...
吉川英治 「新書太閤記」
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