...九九 遠方試レ歩者、往往舍二正路一、※二捷徑一、或繆入二林※一、可レ嗤也...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...徑は二度、稍廣い――電車通りに出るために田舍娘の多く通る――道と交つて、直ちに又麥と菜種との畑に入つた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...徑(たゞち)に我世の光を蔽はるゝ如く思ひなりぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...まへの小徑を大學生たちが一列に並んで通る...
太宰治 「逆行」
...美しく崇高なる文藝に依るのが最も捷徑ではなからうかと考へ...
太宰治 「「惜別」の意圖」
...どこまでも傳うてゆくと一里半ばかりで徑は獨りでに湯本まで通じてゐる...
近松秋江 「箱根の山々」
...板垣伯は兩面ある人物なり外は粗放磊落なるに似て内は反つて細心多疑外は直情徑行なるに似て内は反つて險怪隱密外は剛愎偏固なるに似て内は反つて温柔滑脱常に赤誠を口にして善く慷慨すれども...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...それ迄の徑路は、今申したやうな譯ではないかと思ひます...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...この小徑より數丁...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...小徑(こみち)の草の葉蔭には名も知らぬ秋の蟲(むし)がかぼそい聲(こゑ)で啼(な)いてゐた...
「處女作の思ひ出」
...捷徑ヲ取ル等ノ事モ...
西周 「學問ハ淵源ヲ深クスルニ在ルノ論」
...「球不知徑(ロスト ボオル レエン)」...
堀辰雄 「繪はがき」
...彼はホテルへのうす暗い小徑をひとりで歸つていつた...
堀辰雄 「ルウベンスの僞畫」
...行(ゆ)くに(五六)徑(こみち)に由(よ)らず...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...又りくねつて林中の徑を走り出した...
吉江喬松 「山岳美觀」
...其處では小徑が急に暗い壁と壁との間で...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...花崗岩の間のうね/\した細徑を下つて行かなければならない...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...この崖の小徑の上からは...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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