...彼等は次第に彼の征矢(そや)に冷淡な態度を装(よそお)い出した...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...二十あまり征矢(そや)をさしたのは...
芥川龍之介 「藪の中」
...「矢張今日限りだ」といふ考へが征矢(そや)の如く閃いた...
石川啄木 「病院の窓」
...夕暮の空に金色(こんじき)の征矢(そや)のさすように...
中里介山 「大菩薩峠」
...負征矢の碎るまでに...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...何處からともなく飛んで來た一本の征矢(そや)が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...どこからともなく飛んで来た一本の征矢(そや)が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鷹の羽を矧(は)いだ古い征矢(そや)ですが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...征矢(そや)百本を取り一里(小道)ごとに一本の矢を指したるに...
柳田國男 「地名の研究」
...弩(いしゆみ)や征矢(そや)が...
吉川英治 「三国志」
...またもや下からとんできたのは白羽(しらは)の征矢(そや)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...風をきってくる霰(あられ)のような征矢(そや)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...この謎(なぞ)をなんと解(と)いていいか?「わかった!」征矢(そや)のごとく林を馳(か)けだした...
吉川英治 「神州天馬侠」
...手の槍を征矢(そや)のように投げつけた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...弩弓(どきゅう)の征矢(そや)などが雨とばかり射浴(いあ)びせてきた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...森々(しんしん)の剣(つるぎ)密々の戟(ほこ)柳花(りゅうか)水を斬り草葉(そうよう)征矢(そや)を成す濠(ほり)を繞(めぐ)る垣は是(こ)れ壮士(おのこ)祖殿(そでん)には在(あ)り 三傑の子当主の朝奉(ちょうほう)智謀に富み事しあらば 満城吠(ほ)ゆ独龍山上 独龍岡下(こうか)窺(うかが)う外賊は仮にもゆるさず一触霏々(ひひ)の虫と化(け)し飛ばさん「おや...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その鶯の影が征矢(そや)みたいに翔(か)けた...
吉川英治 「源頼朝」
...伊織に斬られて甲(かん)だかい啼き声を放ちながら征矢(そや)みたいに逃げ走った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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