例文・使い方一覧でみる「往」の意味


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...あの御影の狛犬の下を寂しい来へ出ようとすると...   あの御影の狛犬の下を寂しい往来へ出ようとするとの読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...頃日(このごろ)は拿破里(ナポリ)にきて...   頃日は拿破里に往きての読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...来や、店さきや、乗っている人力車の上でさえも、子供に乳をやる女...   往来や、店さきや、乗っている人力車の上でさえも、子供に乳をやる女の読み方
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」

...視線も同じところを何度も復するようでした...   視線も同じところを何度も往復するようでしたの読み方
梅崎春生 「Sの背中」

...高志(こし)の國に罷り(い)でます時に...   高志の國に罷り往でます時にの読み方
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」

...生して私はこの話にもならぬ喜劇の主人公になっていたが...   往生して私はこの話にもならぬ喜劇の主人公になっていたがの読み方
橘外男 「逗子物語」

...郭元振(かくげんしん)は晋(しん)の国を出て汾(ふん)の方へった...   郭元振は晋の国を出て汾の方へ往ったの読み方
田中貢太郎 「殺神記」

...夫人はそれから応接室へった...   夫人はそれから応接室へ往ったの読み方
田中貢太郎 「白っぽい洋服」

...めでたいことじゃ」「早速大王の前へ連れてこう」大異の頸には鉄組(くさり)が繋(かか)り...   めでたいことじゃ」「早速大王の前へ連れて往こう」大異の頸には鉄組が繋りの読み方
田中貢太郎 「太虚司法伝」

...彼はもうその洋食屋の前へっていた...   彼はもうその洋食屋の前へ往っていたの読み方
田中貢太郎 「港の妖婦」

...お島は時々細(こまか)い格子(こうし)のはまった二階の窓から、来を眺めたり、向いの化粧品屋や下駄屋や莫大小屋(メリヤスや)の店を見たりしていたが、檻(おり)のような窮屈な二階に竦(すく)んでばかりもいられなかった...   お島は時々細い格子のはまった二階の窓から、往来を眺めたり、向いの化粧品屋や下駄屋や莫大小屋の店を見たりしていたが、檻のような窮屈な二階に竦んでばかりもいられなかったの読み方
徳田秋声 「あらくれ」

...つたり来たりしてゐた...   往つたり来たりしてゐたの読み方
徳田秋聲 「籠の小鳥」

...婦人が々にして身を誤(あやま)つなどは...   婦人が往々にして身を誤つなどはの読み方
新渡戸稲造 「自警録」

...京丸という地は多分は京きの夫役(ふえき)を...   京丸という地は多分は京往きの夫役をの読み方
柳田國男 「地名の研究」

...また、日本からも、そのむかしは遣唐使(けんとうし)をのせた船が、頻りに、海を来して、知識や物産を交易し、ほとんど、ふたつの国のあいだがらは、歯と唇のような関係であったということ...   また、日本からも、そのむかしは遣唐使をのせた船が、頻りに、海を往来して、知識や物産を交易し、ほとんど、ふたつの国のあいだがらは、歯と唇のような関係であったということの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...加茂の参道ほど来が多い...   加茂の参道ほど往来が多いの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...自分は京都とこの地方を来しているので……まあ...   自分は京都とこの地方を往来しているので……まあの読み方
吉川英治 「平の将門」

...また京師来諸友の姓名...   また京師往来諸友の姓名の読み方
吉田松陰 「留魂録」

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