...學校生活は下らぬと考へ乍らもそれでも級中の上位に居つてぐつと他人を下目に見るのならば強ちそれを厭ふ心も起らぬのだらうが...
高濱虚子 「俳諧師」
...今更強ち再興有らずと雖も...
太宰治 「右大臣実朝」
...私は過去を語るのが強ち嫌ひといふ訳でもないが...
坪内逍遥 「十歳以前に読んだ本」
...強ち高く評価されるべきものではないだろう...
戸坂潤 「科学論」
...それはアカデミーの歴史が古くジャーナリズムの歴史が新しいからでは強ち無い...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...強ち嘘ばかりではないかも知れぬ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...この法案には強ち反対ではないらしい...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...一応の論述の綿密さから云えば強ちナンセンスではないのである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...強ち経済や趣味や口実や弁解とばかり見ることは出来ぬ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...強ち見損なつた譯ではなからう...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...強ちに我が寢惚て見し故のみにはあらず...
内藤湖南 「寧樂」
...そんならその話の特に個性的な部分だけでも聴くかといふと強ちさうでもない...
中原中也 「心理的と個性的」
...強ち過言とは思はないのである...
中原中也 「撫でられた象」
...一種の流行があつたばかりといふも強ち過言ではないのである...
中原中也 「よもやまの話」
...もう一度よくノズドゥリョフに訊き糺してみるのも強ち無駄ではなかろうという意見に落著したのである...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...強ちに実際にある某の事某の物の中に某の意全く見われたりと思うべからず...
二葉亭四迷 「小説総論」
...強ちわたし一人ではなからう...
室生犀星 「故郷を辞す」
...それもまた強ちに悪くないと私は快く諦めた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利!手書き漢字入力検索
