...師匠と頼んで弟子入りして置きながらそうした振舞いをするということは...
上村松園 「絹と紙の話と師弟の間柄の話」
...すでに僕の方で向うに「弟子入り」していたのだった...
大杉栄 「続獄中記」
...内心いくらか弟子入りしたのを後悔してゐるとそれに気のつかない靄山は...
薄田泣菫 「質屋の通帳」
...南画好きのある男が態々(わざ/\)大阪から訪ねて往つて弟子入りをした...
薄田泣菫 「茶話」
...私に弟子入りを頼んで来たのでありました...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...とう/\四五年前に柳橋の太鼓持ちの弟子入りをして...
谷崎潤一郎 「幇間」
...旦那の胆煎(きもい)りで到頭柳橋の太鼓持ちに弟子入りをしました...
谷崎潤一郎 「幇間」
...今度は直ぐ他の銭のとれる師匠の所へ弟子入りをするといふ様な洵にどうも薄情な世渡りになつちまひました...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...阮甫が下田に居る所へ行つて弟子入りを頼むと...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...これがその三一旦那から頂戴に及んだ短冊でげして」「そうか、貴様が贔屓(ひいき)になる三一旦那というのが和歌を詠んで、貴様に見せた、和歌の和の字も知らない貴様も、旦那のものだから無性に褒(ほ)めて置いたが、中身は何だか一向わからん、それで後日糺問(きゅうもん)されると困るから、一応おれに見て講義をして置いてくれというわけだな」「まさに仰せの通り――鐚儀、お弟子入り、お弟子入り」「どれ見せろ」と神尾主膳が、鐚の手から短冊を受取って、それを上から読みおろしてみると、かながはで、蒸気の船に打乗りて、一升さげて、南面して行く「何だ、これは」神尾が、甚(はばはだ)しく不興な面をして、短冊をポンと抛(ほう)り出したものですから、鐚があわててこれを拾い上げて後生大切に袖で持ち、「めっそうな!大尽(だいじん)のお墨附! めっそうな」仰々しく取り上げて、恨み面にじっと主膳の面を見上げていると、「貴様の贔屓を受けている三一旦那とやらは、いったい何者だ!」主膳が、怒鳴りつけるように一喝(いっかつ)したその調子が変ですから、鐚があわてて、逃げ腰になりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...その八五郎とやらが弟子入りをして來たのだ――それをどう始末してよいものか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...内(ない)しょで弟子入りしたのだった...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...この圓生師匠のところへ弟子入りした晩...
正岡容 「小説 圓朝」
...またしても弟子入りを望む者...
正岡容 「小説 圓朝」
...弟子入りしてからまだ二年にも満たなかったが...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...浅草橋外の福井町にある「指定(さしさだ)」という店へ弟子入りをしたが...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...あっしに勧めて貴方にお弟子入りをしようじゃないかと云い出したんです...
夢野久作 「オンチ」
...弟子入りを頼むと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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