...更に私の注意を引かない...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...だれの目も引かないでいた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...八十歳で死ぬまで一度も風邪を引かないような人があったら...
寺田寅彦 「変った話」
...インテリ層が火を引かない前に...
豊島与志雄 「文学の曇天」
...頼むとあとへ引かないといったような片意地のところもございまして...
中里介山 「大菩薩峠」
...「軍配も引かないぢやありませんかといふ女の聲は恨と怒とを含んで居る...
長塚節 「撃劍興行」
...まだ軍扇を引かない内にしろ薙刀の手元へつけ入つて居る...
長塚節 「撃劍興行」
...やはり元の通り一文も引かないそうです...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...水もろくに引かない内から飛込んで掻き廻すと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その椅子をさう遠くへ引かないで...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...注意を引かないようにします...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...人目を引かないから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...かぜを引かないで下さい...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...水車で搗(つ)いたお米はどうしても水分がありますから水を引かないで柔く出来ますし...
村井弦斎 「食道楽」
...「ウウム、弱った!」腹の底でうめいていると、その時また、うしろの小声が甘い襟(えり)おしろいの匂いをふくんで、「サ、早く引かないと、横合いからさらわれてしまいますよ」と、お粂が見すました止めの値頃(ねごろ)を符牒で教えてくれたので、金吾はその通りに二声ほど呼ぶと、ポンと、首尾よく面箱はかれの手に落ちましたが、さて、その金です...
吉川英治 「江戸三国志」
...――その出水の水が引かないうちに...
吉川英治 「平の将門」
...私が自分の部屋にかえると隣の寝台にカーテンも引かないでペチ・コートのまま仰向けになったアダが...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
...しかし幡を持った童子の美しさはわたくしの目を引かないではいなかった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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