「弊」の意味
害悪や欠点
小説での「弊」の使い方
...官僚政治の積弊であります...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...新しいと名の附くものは何でも嫌ひな舊弊家の...
石川啄木 「赤痢」
...今の次官よりも重く見られた文部権(ごん)大書記官の栄位を弊履の如く一蹴(いっしゅう)して野に下り...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...それに伴う弊害が何時(いつ)でもこれに裏切りしていることを知らねばならぬ...
大隈重信 「文明史の教訓」
...その政治上・社会上に及ぼせる弊害また決して浅少といふべからざるものあり...
津田左右吉 「仏教史家に一言す」
...小学校建築には政党政治の宿弊に根を引いた不正な施工がつきまとっているというゴシップもあって...
寺田寅彦 「天災と国防」
...たとえばほんとうに有益なまとまった書物でも熟読しようというような熱心と気力を失わせるような弊がありはしまいか...
寺田寅彦 「一つの思考実験」
...道は衰へ文弊ぶれ管仲去りて九百年樂毅滅びて四百年誰か王者の治を思ふ...
土井晩翠 「天地有情」
...多少語弊はあるが...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...繁文縟礼の弊反つて此間に生じたり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...農村疲弊のと云うけれども...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...思わぬところに思わぬ弊害をもたらすおそれがある...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...作の価値に影響を及ぼしてくるところに弊(へい)がある...
夏目漱石 「創作家の態度」
...今もこの弊(へい)に陥(おちい)りやすい...
新渡戸稲造 「自警録」
...若し夫れ試驗法の採用によりて起こる人材壅塞の弊と俊材拔擢の名の下に行はるゝ嬖幸寵進の害とを比較せば...
原勝郎 「貢院の春」
......
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...上(かみ)の驕奢(けうしや)と下(しも)の疲弊(ひへい)とがこれまでになつたのを見ては...
森鴎外 「大塩平八郎」
...この悪弊は彼らの学問にたずさわる態度が悪いことに由来するといった方がよいと思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
