...更に又警句を弄すれば...
芥川龍之介 「僻見」
...およそ弁論の雄というは無用の饒舌(じょうぜつ)を弄する謂(いい)ではない...
内田魯庵 「鴎外博士の追憶」
...造化の奇を弄する亦甚しい哉...
大町桂月 「十和田湖」
...」笑いながら嘲弄するように言った...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...自由自在に翻弄するに相違ないのです...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...折助などが嘲弄するには...
中里介山 「大菩薩峠」
...詭弁を弄するのみ……」――私は私の書いたことに或批評家がそんな冷い言葉を掛けさうな気がした...
中原中也 「その頃の生活」
...いささか奇矯の言を弄すると思われるかもしれないが...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...その女はなんのために君を愚弄するのかと聞いたら...
夏目漱石 「三四郎」
...小細工を弄する時ではない...
葉山嘉樹 「遺言文学」
...換言すればかゝる矛盾を來す所以は吾妻鏡の編者が強て義時を回護せんと欲するの念よりしてかゝる曲筆を弄するに至りしに外ならざるべし...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...(六)語句の上に巧を弄する句趣味の上において写実的自然を好まず...
正岡子規 「俳句の初歩」
...幾度となくここまで御出(おいで)を弄す...
南方熊楠 「十二支考」
...怪奇な筆を弄することロシアのアンドレエフに似たヘルマン・バング Herman Bang などありますが...
宮原晃一郎 「スカンヂナヴィア文學概觀」
...待てば待つだけ奴等は小策を弄するだけの話...
三好十郎 「斬られの仙太」
...待てば待つだけ奴等は小策を弄するだけの話...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...人の玩弄する所となるにすぎず...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...名誉教授にあらざるの弁を弄するゆえんである...
和辻哲郎 「非名誉教授の弁」
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