...秋野教師が遅刻の弁疏(いひわけ)を為(し)い/\入つて来て...
石川啄木 「足跡」
...蔭(かげ)にも日向(ひなた)にも美妙のため弁疏する事が出来ないで...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...弁疏もきかずいきなり解散を命じた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...別に弁疏(いひわけ)がましい事もせず...
薄田泣菫 「茶話」
...こんな人通りの中を……」若い学生は弁疏(いひわけ)がましくいつて...
薄田泣菫 「茶話」
...そう弁疏するだろうと思う...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...将来かかる事を材料として声明書は出さないという弁疏をさえさせられることになったのである...
戸坂潤 「社会時評」
...己(おのれ)の行為に対する弁疏(べんそ)にしたものであった...
永井荷風 「ひかげの花」
...自己の一身上のための弁疏(べんそ)哀願は後廻しにして...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちゃんとした弁疏(エクスキュウズ)がある...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...お荷物でも持って差上げればよろしかったのですが……」と弁疏(いいわけ)らしくいった...
松本泰 「秘められたる挿話」
...王も種々弁疏(べんそ)し牛は死を恐れ...
南方熊楠 「十二支考」
...弁疏の余地はなくなるのだ?加多 事実...
三好十郎 「斬られの仙太」
...「弁疏無し」と答えました...
夢野久作 「鼻の表現」
...身の罪を弁疏(いいわけ)するのは...
吉川英治 「三国志」
...こう涙して弁疏(べんそ)したということである...
吉川英治 「私本太平記」
...何としても弁疏(べんそ)の道がない...
吉川英治 「新書太閤記」
...弁疏(べんそ)の余地がない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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