...畢竟は二葉亭の頭の隅のドコかに江戸ッ子特有の廃頽(はいたい)気分が潜在して...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...それによつて血統の廃頽を救つてゐると言はれてゐるが...
薄田泣菫 「茶話」
...平潟の廃頽(はいたい)的なのに比べたら...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...もっともこの中立地帯の産物はその地帯の両側にある二つの世界の住民から見るとあるいは廃頽的(はいたいてき)と見られあるいは不徹底とののしられるかもしれない...
寺田寅彦 「映画雑感(※[#ローマ数字7、1-13-27])」
...あれは文化文政頃の廃頽期(はいたいき)に造られたもので正当な建築法に拠らない...
寺田寅彦 「颱風雑俎」
...時には廃頽的でさえある問題であるかに見えることは...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...それはシュテファン・フォン・ヘルムートという廃頽(はいたい)派の大詩人であって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...爛熟し尽せる江戸文明の漸く廃頽期(はいたいき)に向はんとする前兆を示すものならずや...
永井荷風 「江戸芸術論」
...されば寛政末年より享和(きょうわ)の始めに至る時代風俗の変遷と共に歌麿美人の身長もまた極端に馳(は)せ遂(つい)にその特徴たる廃頽(はいたい)的情味を形造(かたちづく)るに至りしが享和の末よりはややその身長の度を減ずるに従ひ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...珍々先生は自己の廃頽趣味に絶対の芸術的価値と威信とを附与して...
永井荷風 「妾宅」
...即ち廃頽と進歩との現象のあまりに甚しく混雑している今日の大川筋よりも...
永井荷風 「日和下駄」
...もっとした廃頽的雰囲気(アトモスフィーア)を感じさせようが為であったろう...
宮本百合子 「印象」
...そうしてそれはむしろ廃頽(はいたい)的な大津絵節の方向にと転じた...
柳宗悦 「工藝の道」
...廃頽(はいたい)に溺(おぼ)れてもいられない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...官の廃頽(たいはい)によるというが...
吉川英治 「三国志」
...ひとつなるものは極めて文化の爛熟(らんじゅく)から廃頽(はいたい)への過程が早く...
吉川英治 「新書太閤記」
...世の中の廃頽(はいたい)も...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...荒涼とした廃頽的(はいたいてき)なこの原が...
蘭郁二郎 「自殺」
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