「廃寺」の意味
廃れて機能を失った寺院
「廃寺」の例文(場面別)
- 歴史この地域にはかつて多くの廃寺があり、その歴史を物語る貴重な遺跡が残っています。
- 観光旅行ガイドには、この廃寺が訪れるべきスポットとして紹介されています。
- 文学彼の小説には、主人公が廃寺で孤独な時間を過ごすシーンが描かれています。
- 考古学考古学者たちは、この廃寺の発掘調査を通じて古代の宗教文化を解明しようとしています。
小説での「廃寺」の使い方
...この町には廃寺がたくさんある...
...廃寺を修復するプロジェクトが進んでいる...
...どうして廃寺になったのか、歴史を調べてみると面白い...
...観光客が多数訪れる有名な廃寺があるそうだ...
...廃寺の周辺には、美しい自然が広がっている...
...其状たとへば、廃寺の残壁の下、怨みを負へる亡霊の其処此処とさまよふなる黄昏(たそがれ)の断末魔の如し...
石川啄木 「閑天地」
...明治の初めに廃寺になったの...
梅崎春生 「幻化」
...しかし、あの寺に、あの廃寺に、本堂に雨が洩り、庇(ひさし)が落ちてゐるやうな寺に、誰が女房になりに来るものがあるであらうか...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...かうして田舎(ゐなか)の廃寺の中にひとり生活してゐるといふことが不思議に思はれた...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...薪(まき)と藁(わら)を積んだ小さい廃寺の中に入って行きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...廃寺のような寺があったり...
林芙美子 「田舎がえり」
...廃寺のあとに残っている礎石だのを...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...それにしてもまあ何んという平和な気分がこの小さな廃寺をとりまいているのだろうと...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...二哩(マイル)ばかりはなれた野の中に建っている廃寺へ壁画を見に行って...
「おもかげ」
...九品仏は今は殆ど廃寺に等しい...
宮本百合子 「金色の秋の暮」
...嶺松寺の廃寺となるに当つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...まるでたましいのない廃寺のように...
吉川英治 「親鸞」
...いまは廃寺同様に荒れはて...
吉川英治 「平の将門」
...そこは廃寺の方丈のあとであろう...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...この廃寺へ入った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...医王山の境内でも廃寺の折でも隙を見るや一散に逃げ去ったことであきらかに知れている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...しかしながら静寂なる森のなかの沈黙! 沈眠せるが如き廃寺の前の瞑想! そこに言ひ知れぬちからの歓喜を聴くことのできる私たちの心霊を想へ!人々が街頭に馳駆する時...
吉田絃二郎 「沈黙の扉」
...叶って私の泊る事になった寺は殆んど廃寺にちかい荒寺で...
若山牧水 「青年僧と叡山の老爺」
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